Mosyle@Home発表:学校配布Mac・iPadのスクリーンタイムを保護者が管理可能に

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米メディア9to5Macによると、教育機関向けデバイス管理ソリューションを提供するMosyleが、新しいサービス「Mosyle@Home」を発表しました。このプラットフォームは、学校から貸与されたMacやiPadの利用状況を、保護者が家庭で管理できるように設計されており、K-12(幼稚園から高校まで)の生徒が使用するデバイスのスクリーンタイムやアプリ利用に関する課題解決を目指しています。

Mosyle@Homeとは?学校と家庭の連携を強化

これまで、学校が配布するデバイスの管理は、IT部門による厳格な制御と、家庭での保護者による柔軟な監督との間でバランスを取ることが難しい課題でした。Mosyle@Homeは、この問題に対処するため、学校が授業時間中にデバイスの完全な管理権を保持しつつ、放課後にはその管理権を保護者に移行する仕組みを提供します。

保護者は無料アカウントを作成し、QRコードを通じて子供のデバイスを登録するだけで、専用のダッシュボードから様々な管理オプションを利用できるようになります。

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保護者が利用できる主な機能

Mosyle@Homeは、保護者が学校配布デバイスの利用状況を把握し、適切に制限するための多様な機能を提供します。

利用時間とスクリーンタイムの制限

  • デバイスの総利用時間を確認し、家庭での使用に利用可能な時間を設定できます。
  • 必要に応じてデバイスを一時的にロックする「一時停止」機能も利用可能です。
  • macOSデバイスでは、どのアプリがどれくらいの時間使用されたか、詳細なアプリ利用状況を確認できます。

アプリの制限と集中モード

  • 特定のアプリの使用をブロックしたり、デバイスを単一のアプリのみが使えるモードに設定したりすることが可能です。これにより、宿題への集中を促すなど、特定の目的に合わせた環境を構築できます。

ウェブフィルタリングとセキュリティ

  • 不要なウェブサイトをブロックするアクティブなウェブフィルタリング機能が搭載されています。
  • 学校がMosyle DNS Filteringサービスを利用している場合、保護者はインターネットの閲覧履歴を確認することもできます。
  • iPadの場合、子供がロック画面のパスコードを忘れてしまった際に、保護者がリセットできる機能も提供されます。

料金と既存サービスからの移行

Mosyle@Homeは、保護者に追加費用なしで利用できます。学校が保護者アクセスを有効にすることで、これらのツールは家庭で自由に利用可能です。

学校側にとっては、iPhoneおよびiPad向けの家庭管理機能は、Mosyleの全ての有料顧客に追加費用なしで提供されます。また、新しく追加されたmacOS向けの家庭管理機能は、現在Mosyle OneK12プランを契約している学校であれば無料で利用できます。

なお、以前提供されていた類似ソリューション「ScreenGuide」は、Mosyle@Homeの登場に伴い非推奨となります。既存のScreenGuideアカウントは引き続き利用可能ですが、新しいデバイスの追加はできません。新しいデバイスを追加しようとすると、Mosyle@Homeへの移行が促され、一度のサインインで過去の設定が自動的に引き継がれる仕組みです。

【管理人の視点】日本のGIGAスクール構想における意義

日本でも「GIGAスクール構想」により、小中学校を中心に1人1台の学習用端末(iPadやChromebook、Windows PCなど)が普及しています。しかし、これらの端末が家庭に持ち帰られた際の利用ルールや、保護者による管理については、各学校や家庭に委ねられているのが現状です。

Mosyle@Homeのようなサービスは、学校が導入しているデバイス管理システム(MDM)と連携することで、この課題に対する有効な解決策となり得ます。学校は授業に集中できる環境を維持しつつ、保護者は家庭での学習や娯楽のバランスを適切に管理できるようになるため、双方にとって大きなメリットがあるでしょう。

特に、MacやiPadといったApple製品を導入している学校にとっては、既存のMosyle環境を活かして追加費用なしで保護者向け機能を提供できる点は魅力的です。日本国内の教育現場においても、このような家庭と学校の連携を強化するツールの導入は、今後のデジタル教育の質を高める上で重要な要素となる可能性があります。ただし、日本語対応の状況や、国内の教育機関の導入コスト、運用体制なども普及のカギとなるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 学校からMacやiPadを貸与されているお子さんを持つ保護者
  • GIGAスクール構想で導入されたデバイスの家庭での利用管理に課題を感じている学校関係者
  • 子供のデジタルデバイス利用時間を適切に管理したいと考えている方

まとめ

Mosyleが発表した「Mosyle@Home」は、学校配布デバイスの家庭での利用管理における長年の課題に対し、実用的なソリューションを提供するものです。学校と保護者が連携し、子供たちのデジタルデバイス利用をより健全かつ効果的にサポートできる環境が整うことで、教育現場におけるテクノロジーの活用がさらに促進されることが期待されます。このような取り組みは、デジタルネイティブ世代の成長を支える上で、今後ますます重要になるでしょう。

情報元:9to5mac.com

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