PCやスマホのRAM不足、2026年以降も続くってマジ? AIブームが原因で供給が追いつかない事態に

-

メモリ不足は2026年以降も続く!? Micronが衝撃の予測を発表

「AIブーム」が私たちの生活に大きな影響を与えているのはご存知の通りですが、その影響はPCやスマホに使われるメモリにも及んでいるようです。世界的な半導体メーカーであるMicron(マイクロン)が、なんとメモリ不足が2026年以降も続くと予測していることが明らかになりました。

AI需要の急増が原因?

MicronのCEO、サンジェイ・メロートラ氏によると、AIの需要が急増していることで、DRAM(ピーシーやスマホによく使われる、一時的なデータを保存するメモリ)とNANDフラッシュメモリ(SSDなどに使われる、データを永続的に保存するメモリ)の両方で、「産業全体が厳しい状況」が続くと見られています。これは、OpenAI、Meta、Microsoft、Googleといった大手IT企業が、データセンターにAI用の高性能チップを大量に導入しているためです。

実際に、Micronはこの分野で記録的な収益を上げており、昨年の同時期と比較して大幅な増収となっています。これは、AIの進化が半導体業界に追い風となっている証拠と言えるでしょう。

日常使いのデバイスへの影響は?

しかし、このAI需要への偏りは、私たちの身近な製品に影響を与え始めているようです。Micronは、AI向けの高帯域幅メモリ(HBM)の生産に注力するため、コンシューマー向けのビジネスを縮小すると発表しました。HBMは、通常のDRAMよりも多くのシリコンウェハーを必要とするため、PC、スマートフォン、スマートテレビ、さらには車に搭載されるDRAMの供給が圧迫される可能性があります。

すでに、DDR5メモリキットの価格は上昇傾向にあり、今後、他のデバイスへの影響も懸念されています。Micronは、来年にはDRAMとNANDフラッシュメモリの出荷量を20%増加させる計画ですが、それでも需要に追いつかない状況だと述べています。

新工場建設も、供給改善はまだ先

Micronは、2027年にアイダホ州、2030年にはニューヨーク州に新たな製造施設を稼働させる計画ですが、それまでは供給不足が続くと見られています。AIの進化は目覚ましいものがありますが、その一方で、私たちの日常を支えるテクノロジーの根幹であるメモリの供給が不安定になる可能性が出てきたのは、少し心配なニュースかもしれませんね。

まとめ

AIの進化は止まらない勢いですが、その裏でメモリ不足が長期化する可能性が浮上しました。Micronの予測通りであれば、今後数年間はPCやスマートフォンの価格にも影響が出るかもしれません。

合わせて読みたい  FirefoxにAI機能の「キルスイッチ」が2026年導入決定!でも、それまで待てない?

カテゴリー

Related Stories