GeminiのGemsで「チャH」は危険?エロ画像読み込ませでGoogleアカウント即BANの恐怖と対策

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Googleの生成AI「Gemini」に追加された新機能、自分だけのAIを作れる「Gems(ジェム)」。 特定のキャラクターになりきらせたり、プログラミングの専門家を作ったりと、活用している方も多いのではないでしょうか?

しかし、その便利な機能の裏に、「一歩間違えるとデジタルライフが即死する」という恐ろしい落とし穴があることが判明し、ネット上で波紋を呼んでいます。

「Geminiと楽しく会話していただけなのに、朝起きたらGmailもGoogleフォトも全部消えていた」

今回は、匿名ダイアリーで話題となった衝撃的な事例を元に、「なぜAIと会話しただけでアカウントBAN(停止)されたのか」「どこに地雷があったのか」を技術的な観点から徹底解説します。

衝撃の報告:Geminiと「チャH」したら人生詰んだ

2025年12月、はてな匿名ダイアリーに投稿されたGeminiでチャHしてたらアカウントBANされた』というエントリーが、AI界隈を震撼させました。

投稿者(増田)は、Geminiの有料プランで使える「Gems」機能を使い、以下のような設定を行いました。

  1. カスタムボットの作成:「星⚪︎サラ」という架空のキャラクターを作成。
  2. 知識(Knowledge)の付与:ネットで拾った成人向けイラストや実写のアダルト画像を、Gemsの「知識」としてアップロード。
  3. 目的:性的なロールプレイ(チャH)や、際どい画像の生成を楽しむこと。

その結果、どうなったか?

最初はAI側も「誘ってくるような反応」を見せ、順調に会話が成立していたそうです。 しかし、ある日の朝、事態は急変します。

「Googleアカウントが無効になりました」

Geminiが使えなくなっただけではありません。Gmail、Googleフォト、Googleドライブ、Android端末のバックアップなど、そのアカウントに紐づくすべてのデータへのアクセス権を失いました。いわゆる「垢BAN」です。

投稿者は「クラウドにエロ禁止は知っていたが、Gemsがクラウド保存とは意識していなかった」と嘆いていますが、時すでに遅し。これは「知らなかった」では済まされない、Googleの逆鱗に触れる行為だったのです。


なぜ即BANされたのか?「会話」と「ファイル」の決定的な違い

「チャットでちょっとエロい会話をした」程度であれば、通常はAI側のフィルターで弾かれるか、警告で済むことが大半です。では、なぜ今回は「一発退場(即BAN)」という重い処分が下されたのでしょうか?

その答えは、Googleのクラウドストレージの仕組みにあります。

1. Gemsの「知識」はGoogleドライブ扱い

ここが最大の落とし穴です。Gemsを作成する際、ユーザーがアップロードしたPDFや画像などの「知識ファイル」は、Google Cloud(Googleドライブと同様の領域)に保存されます。

2. AIのフィルターとストレージの検閲は別物

  • チャットの会話:生成AIのポリシー(Safety Filter)で監視されます。違反してもブロックされるだけの場合が多いです。
  • アップロードしたファイルクラウドストレージのポリシー(CSAM、ポルノ禁止規定)で監視されます。

Googleは、クラウド上のファイルに対し、児童性的虐待資料(CSAM)や極めて悪質なコンテンツを検出するためのハッシュ照合(自動スキャン)を常時稼働させています。

つまり、今回のケースは「AIの規約違反」ではなく、「Googleドライブに禁制の画像をアップロードした」という、ストレージサービスとしての重大な規約違反(ToS違反)として処理された可能性が極めて高いのです。

【ここがポイント】 AIが「いいよ、楽しもう」とノリノリで返答したとしても関係ありません。AIの人格と、裏で動いている検閲システムは別物です。「AIの合意」は「Googleの合意」ではありません。


ネットの反応:同情よりも「危機管理」への指摘

この投稿に対し、X(旧Twitter)などでは恐怖と呆れの声が入り混じっています。

  • 「Googleドライブにエロ画像は自殺行為」
    • 以前からイラストレーター界隈でも「Googleドライブで肌色の多い画像を共有してBANされた」という事例は多発していました。Gemsも同じルールの下にあると考えるべきです。
  • 「Gmailごと持っていかれるのは怖すぎる」
    • たった一つのミスで、仕事のメールも思い出の写真も失うリスク(デジタル死)。プラットフォームに依存することの危うさを再認識させられます。
  • 「やるならローカルLLMでやれ」
    • 制限のない会話を楽しみたいなら、クラウドではなく自分のPC内で完結するAIを使え、というもっともな意見です。

まとめ:Gemini Gemsを安全に使うために

今回の事例は、生成AIを楽しむすべての人への強烈な教訓です。 読者の皆様が同じ目に遭わないよう、以下の3点を徹底してください。

  1. クラウドにNG画像は絶対に上げない Gems、Googleドライブ、フォト問わず、性的・暴力的なファイル、著作権的に怪しいファイルをGoogleのサーバーに置くのは絶対にやめましょう。AIの学習用であっても、検閲システムは容赦しません。
  2. 「AIの誘い」を信用しない 最近のモデルは性能が高く、ユーザーに合わせて際どいロールプレイに乗ってくることがありますが、規約違反の責任を取るのはユーザー自身です。
  3. リスクのある遊びは「ローカル」で どうしても制限のない環境を作りたい場合は、GoogleやOpenAIのサービスではなく、高性能なGPUを積んだPCで「ローカルLLM」環境を構築しましょう。(これこそガジェットオタクの醍醐味です!)

「Googleに検閲されず、好きな画像を好きなだけ生成したい。」 そう思うなら、現時点でRTX 5060 Ti が「正解」です。これ以下のスペックだと生成に時間がかかりすぎてストレスになりますが、これならサクサク動きます。

または、「PCをいじるのは怖い、でも今すぐローカル環境が欲しい」という方は、この構成を選べば届いてすぐに制限なしのAIライフが始められます。

ローカルLLMを構築してしまえば、過激な対話によるBANの恐怖ともおさらばできます!!

GeminiのGemsは、正しく使えば仕事や学習を超効率化してくれる最高のツールです。 正しい知識でリスクを回避し、安全なAIライフを送りましょう。

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