Marathonに初のPVE専用モード「Vault Breaker」が7月21日登場
Bungieが手掛けるExtraction Shooter『Marathon』に、プレイヤー対環境(PVE)に特化した新モード「Vault Breaker」が2026年7月21日に導入されることが発表されました。米メディアKotakuの報道によると、このモードはソロプレイヤーでも気軽に楽しめるように設計されており、既存のゲーム内経済に影響を与えることなく、より多くのユーザーにゲーム体験を提供することを目指しています。
新PVEモード「Vault Breaker」の詳細
「Vault Breaker」は、『Marathon』の広大なマップ「Cryo Archive」を舞台に、プレイヤーが難易度の上がる一連の金庫(Vault)攻略に挑むPVE専用のゲームモードです。ソロでの挑戦はもちろん、デュオやトリオでの協力プレイにも対応しており、幅広いプレイスタイルに対応しています。
専用通貨「Vault Data」とアップグレードシステム
この新モードの最大の特徴は、マッチ終了後に持ち帰れるアイテムが「Vault Data」と呼ばれる専用通貨に限られる点です。プレイヤーは獲得したVault Dataを消費して、このモード専用の装備キット「Vault Breaker Sponsored Kit」を強化できます。これにより、より難易度の高い金庫攻略に挑戦できるようになります。また、Vault Dataはゲーム本編で使用できるギアと交換することも可能ですが、具体的な交換アイテムについては現時点では不明です。
ゲーム経済への配慮と「低リスク、高パワー」の体験
Bungieは「Vault Breaker」を「実験的な」モードと位置づけており、その設計思想の根底には、ゲーム内のルート経済を健全に保ちつつ、PVPに抵抗のあるプレイヤーにも『Marathon』の魅力を提供したいという意図があります。持ち帰れるアイテムをVault Dataに限定することで、エンドゲーム級の装備が市場に溢れるのを防ぎ、既存のPVPプレイヤーの体験を損なうことなく、PVEにおける「低リスク、高パワー」な体験を実現しています。
今後のアップデート計画
Bungieは「Vault Breaker」の導入以外にも、今後の『Marathon』の展開について複数の計画を明らかにしています。
シーズン2中盤の改善と「Cradle」システムの進化
7月中旬に予定されているシーズン2の中盤アップデートでは、ゲームのクオリティ・オブ・ライフ(QoL)改善や各種調整、プレイヤープロファイル統計の追加などが実施される予定です。また、コスメティック報酬の獲得システムである「Cradle」も進化し、プレイヤーが継続的にゲームを楽しむための新たなモチベーションを提供します。
シーズン3での初期体験の大幅刷新
2026年9月22日に開始されるシーズン3では、ゲームの初期体験に「大きな変更」が加えられると予告されています。特に、スタートマップである「Perimeter」が大幅に改修され、新たなエリアやエンカウント、ゲームプレイ要素が追加されるとのことです。さらに、新Runnerシェルや新武器、新ギアなど、多数のコンテンツやサプライズが用意されていると報じられています。
【管理人の視点】日本のユーザーにとっての『Marathon』
Bungieの新作Extraction Shooter『Marathon』にPVE専用モード「Vault Breaker」が加わることは、日本のゲーマーにとって特に注目すべき展開と言えるでしょう。エクストラクションシューターというジャンルは、PVP要素が強く、敗北時のリスクも大きいため、一部のプレイヤーからは敷居が高いと感じられることがあります。
しかし、「Vault Breaker」はソロプレイに対応し、持ち帰れるアイテムを限定することで、PVPでの競争を避けたい、あるいは純粋に探索や攻略を楽しみたいという層に新たな選択肢を提供します。これにより、PVPの緊張感から解放された環境で、じっくりとマップの探索や敵との戦闘に集中できるため、日本のライトゲーマー層や、PVPが苦手なプレイヤーでも『Marathon』の世界観やゲームプレイに触れるきっかけとなる可能性があります。
また、専用のアップグレードシステムや、ゲーム本編のギアと交換可能な通貨の存在は、PVEモードを単なる息抜きではなく、本編に繋がる意味のあるコンテンツとして位置づけています。BungieがPVEとPVPのバランスをどのように取り、ゲーム全体のエコシステムを維持していくのかは、今後の運営における重要なポイントとなるでしょう。
まとめ
Bungieの『Marathon』に導入される初のPVE専用モード「Vault Breaker」は、ソロプレイヤーを含む幅広い層に『Marathon』の魅力を届けるための重要な一歩となるでしょう。7月21日の実装を皮切りに、シーズン2中盤のQoL改善、そして9月22日からのシーズン3における初期体験の大幅刷新と、今後のアップデート計画も着実に進行しています。これらの新要素が、PVP中心のエクストラクションシューターという枠を超え、『Marathon』をより多くのプレイヤーに愛されるタイトルへと成長させる可能性を秘めています。
情報元:kotaku.com

