Libecが次世代三脚システム「TH-Z2」を発表! 映像制作の機動力と拡張性を革新する新モデル

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映像制作の現場で高い信頼を得てきたLibec(リベック)の三脚システム「TH-Z」が、さらなる進化を遂げた後継モデル「TH-Z2」として登場します。平和精機工業/Libecは、この次世代三脚システムを2026年4月に発表。従来の堅牢性と操作性を継承しつつ、現代のクリエイターが求める機動力と拡張性を大幅に強化した本モデルは、Vlogからプロフェッショナルな映像制作まで、幅広いシーンでその真価を発揮することでしょう。

特に注目すべきは、新設計の脚部と、モニターやライトなどの周辺機器を直接装着できるアクセサリーポートの搭載です。これにより、撮影現場でのセットアップがより迅速かつスマートになり、クリエイターの表現の幅を大きく広げることが期待されます。

進化した次世代三脚システム「TH-Z2」の全貌

「TH-Z2」は、その名の通り、名機として知られる「TH-Z」の正当な進化形です。ヘッド部分で定評のあった性能と信頼性はそのままに、脚部設計を一新することで、現場での機動力と拡張性が飛躍的に向上しました。現代の映像制作において、スピード感と柔軟な対応が求められる中、TH-Z2はクリエイターのニーズに応えるべく開発されています。

Libec TH-Z2三脚システム

新設計の脚部と機動力向上へのこだわり

TH-Z2の最大の特徴の一つは、新設計された脚部です。これにより、運搬時の利便性と撮影時の安定性が両立されています。標準装備される「マルチアングル・キャリングハンドル」は着脱可能で、持ち運びの負担を軽減するだけでなく、撮影スタイルに応じて最適なポジションに調整したり、不要時には取り外したりすることができます。これにより、移動の多いロケ現場や、限られたスペースでの撮影においても、スムーズな取り回しを実現します。

アクセサリーポートによる拡張性の強化

三脚ベース部分に新たに搭載された3箇所の「アクセサリーポート」は、TH-Z2の大きな進化点です。1/4インチと3/8インチのネジ穴が配置されており、外部モニター、LEDライト、ワイヤレスマイク受信機といった周辺機器を三脚に直接装着できるようになりました。これにより、別途クランプやアームを用意する必要がなくなり、機材のセットアップが簡素化され、よりスマートなワークフローが実現します。特に、ワンマンオペレーションやミニマムな機材構成が求められる現場では、この機能が大きなアドバンテージとなるでしょう。

Libec TH-Z2のキャリングハンドルとアクセサリーポート

快適な操作性を実現する細部の工夫

  • Snap ON/OFF Plate: スライドプレートをサイドから簡単に着脱できるため、カメラのセッティングや交換が迅速に行えます。撮影現場でのタイムロスを最小限に抑え、クリエイターの集中力を途切れさせません。
  • 互換性の高いスライドプレート: THシリーズやHSシリーズだけでなく、他社製の75mmビデオヘッドやジンバルなど、幅広い機材との互換性を持っています。これにより、既存の機材を活かしつつ、TH-Z2をシステムに組み込むことが容易になります。
  • DualHead機構: 75mmボール三脚とフラットベース機材の両方に素早く取り付け可能な構造を採用。スライダーやスケータードリー、フォト三脚など、様々な撮影ツールと組み合わせて使用できる柔軟性も魅力です。
  • LED付き水準器: 暗い場所での撮影でも正確な水平出しをサポートするLED照明付き水準器を内蔵。悪条件下でも安定した映像制作を可能にします。
  • ADJUSTMENT SPACER付き締め付けハンドル: スペーサーの位置を入れ替えることでネジの長さを調節でき、組み合わせる機材の幅を広げます。

安全性と安定性を追求した設計

TH-Z2は、操作性だけでなく、安全性と安定性にも徹底的にこだわっています。

  • ウェイト用フック: 強風時など、三脚をより安定させたい場合に重りをぶら下げられるフックを装備。不測の事態にも対応できる設計です。
  • 事故を予防する安全設計: 脚が勢いよく下がってしまっても指を挟まないよう、ユーザーの安全を考慮した設計が施されています。
  • 調整可能なミッドスプレッダー: 伸縮式のミッドスプレッダーを広げることで、三脚の安定性をさらに高めることができます。
  • 三脚一体型フットラバー: 多様な接地面に対しても脚がズレることなく安定して撮影できるよう、一体型のフットラバーを採用しています。
  • 便利なキャリングケース付き: ショルダーベルトや前面ポケットなど、高い機能性を備えた専用キャリングケースが付属。運搬時の利便性を高めます。

Libec TH-Z2のラインナップと価格詳細

TH-Z2は、ヘッド単体からスライダーシステムとのセットまで、幅広いラインナップで展開されます。クリエイターの用途や予算に合わせて最適なモデルを選択できるのが特徴です。

Libec TH-Z2 S8 KIT スライダーシステム

製品ラインナップと出荷時期・価格

モデル名概要出荷開始時期税込価格
TH-Z H最大搭載重量5kgの75mmヘッド単体販売中29,040円
TH-Z275mmビデオ三脚システム(ケース付き)2026年4月51,700円
TH-Z2 S4 KITTH-Z2にALX S4スライダーが付属するシステム(各ケース付き)2026年4月88,000円
TH-Z2 S8 KITTH-Z2にALX S8スライダーが付属するシステム(各ケース付き)2026年4月93,500円

主要スペック一覧

項目TH-Z2TH-Z2 S4 KITTH-Z2 S8 KIT
最大搭載重量5kg5kg5kg
カウンターバランス切替固定固定固定
ドラグ切替固定固定固定
ティルト角度+90° ~ -80°+90° ~ -80°+90° ~ -80°
使用可能温度-20℃ ~ +60℃-20℃ ~ +60℃-20℃ ~ +60℃
水準器LED照明付きLED照明付きLED照明付き
カメラプレートスライドプレート(マンフロット・ザハトラー互換)スライドプレート(マンフロット・ザハトラー互換)スライドプレート(マンフロット・ザハトラー互換)
カメラプレート移動幅+/- 30mm+/- 30mm+/- 30mm
ヘッド取付75mm / フラットベース(3/8″)75mm / フラットベース(3/8″)75mm / フラットベース(3/8″)
カメラ取付1/4″ ネジ + ビデオボス1/4″ ネジ + ビデオボス1/4″ ネジ + ビデオボス
アクセサリーポート(三脚)1/4″ ネジ穴 + 3/8″ ネジ穴 x2か所1/4″ ネジ穴 + 3/8″ ネジ穴 x2か所1/4″ ネジ穴 + 3/8″ ネジ穴 x2か所
予備ネジなしなしなし
キャリングハンドルありありあり
重量3.5kg4.9kg5.3kg
高さ71.5 ~ 161.5cm71.5 ~ 161.5cm71.5 ~ 161.5cm
ボール径75mm75mm75mm
三脚段数3段3段3段
レール長さ400mm800mm
移動距離308mm708mm

TH-Z2はどんなクリエイターにおすすめ? 映像制作の未来を拓く可能性

Libec TH-Z2は、その進化した機能と高い汎用性から、幅広い映像クリエイターにとって強力なツールとなるでしょう。特に以下のようなユーザーに最適な選択肢となります。

  • 機動性を求めるVloggerやYouTuber: 軽量でありながらプロ仕様の安定性を兼ね備え、着脱式キャリングハンドルで移動も楽々。アクセサリーポートを活用すれば、外部マイクやモニターをスマートに装着でき、ミニマムな装備で高品質なコンテンツ制作が可能です。
  • 多様な機材を連携させたいプロフェッショナル: DualHead機構や高い互換性を持つスライドプレートにより、既存のジンバルやスライダー、ドリーなど様々な機材とシームレスに連携できます。アクセサリーポートは、現場での機材セットアップを効率化し、複雑な撮影環境にも柔軟に対応します。
  • 安定性と信頼性を重視する現場: 強風時のウェイト用フック、調整可能なミッドスプレッダー、三脚一体型フットラバーなど、安定性を高めるための工夫が随所に凝らされています。また、指挟み防止などの安全設計も、長時間の撮影現場での安心感を提供します。
  • コストパフォーマンスを重視するクリエイター: 5kgまでの搭載重量に対応し、プロフェッショナルな機能性を持ちながら、5万円台からという価格設定は非常に魅力的です。スライダーシステムとのキットも用意されており、予算内でシステムを構築したいクリエイターにとって、優れた選択肢となるでしょう。

TH-Z2は、単なる三脚の進化に留まらず、現代の映像制作におけるワークフローそのものを効率化し、クリエイターの創造性を最大限に引き出すためのパートナーとなり得ます。特に、限られたリソースの中で高品質な映像を求めるインディペンデントな映像作家や、機材のセットアップ時間を短縮したい現場にとって、その価値は計り知れません。

まとめ

平和精機工業/Libecが発表した次世代三脚システム「TH-Z2」は、前モデル「TH-Z」の信頼性を土台に、機動力と拡張性を大幅に向上させた意欲作です。新設計の脚部、着脱可能なマルチアングル・キャリングハンドル、そして画期的なアクセサリーポートの搭載は、現代の映像制作現場が直面する課題に対し、スマートかつ実用的なソリューションを提供します。

Vlogからプロフェッショナルな映像制作まで、あらゆるクリエイターのニーズに応えるべく設計されたTH-Z2は、撮影の効率化と表現の自由度を両立させます。2026年4月の出荷開始が待たれる本モデルが、今後の映像業界にどのような影響をもたらすのか、その動向に注目が集まります。

情報元:PRONEWS

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