Oppo Find N6、折りたたみスマホの「折り目」を極限まで目立たなくする新技術を搭載
Oppoが次世代折りたたみスマートフォン「Find N6」を発表しました。同社は「ゼロフィールクレース(折り目が感じられない)」ディスプレイを謳っており、実際に試用した記者の評価も非常に高いようです。
3D液体プリンティング技術で実現した「ほぼゼロ」の折り目
Find N6の最大の特徴は、そのディスプレイの折り目がほとんど目立たない点にあります。Oppoはこれを「世界初のゼロフィールクレース」と表現していますが、完全にゼロではないものの、これまでのどの折りたたみスマートフォンよりも目立たないと報じられています。特定の光の角度で注意深く見ればわずかに確認できる程度で、使用中に気になることはほとんどないとのことです。
この画期的な折り目の実現には、「3D液体プリンティング」というユニークな技術が採用されています。Oppoによると、折り目の主な原因はヒンジ下の表面の高さのばらつきにあるため、このばらつきをなくすことで問題を解決しました。具体的には、レーザーでヒンジ表面の不均一な箇所をスキャンし、その隙間を感光性ポリマーで埋め、UV光で硬化させるプロセスを20回以上繰り返すことで、平均0.05mmという人間の髪の毛よりも薄い表面の凹凸を実現しているそうです。
耐久性にも配慮、20万回の折りたたみテストをクリア
Oppoは、Find N6の折り目が時間の経過とともに悪化することなく、スマートフォンの寿命を通じて目立ちにくい状態を維持すると主張しています。これを実現するため、変形に強く、形状回復力に優れたやや厚めの折りたたみガラスを採用。数日間の試用では長期的な耐久性を評価することは難しいものの、Oppoが20万回折りたたんだと主張するテスト機は、新品同様の折り目だったと報告されています。
Instagramの投稿はこちら: https://www.instagram.com/p/DVvQPd5DcNL/
200MPカメラ、スタイラス対応、そしてグローバル展開の可能性
Find N6の正式発表は3月17日に予定されており、現時点では詳細なスペックは多くが非公開です。しかし、Oppoは少なくとも200メガピクセルのカメラを1つ搭載すること、スタイラスに対応すること、そしてIP56、IP58、IP59の防塵防水性能を持つことを明らかにしています。ただし、防塵防水性能はHonor Magic V6のIP69やGoogle Pixel 10 Pro FoldのIP68には及ばないとのことです。
デザイン面では、昨年の薄型モデルFind N5やSamsung Galaxy Z Fold 7と同程度の薄さを実現しています。カラーバリエーションは、レビュー機で確認されたシルバーの他に、iPhoneを意識したようなオレンジ色も登場する見込みです。
OppoはFind N6を「グローバル」で発売すると主張していますが、前モデルのFind N5が中国と一部のアジア市場のみでの展開だったことを考えると、今回のグローバル展開がどの程度の規模になるかは不確実な状況です。3月17日の正式発表で、より詳細な情報が明らかになるでしょう。

