「龍が如く」シリーズの生みの親として知られる名越稔洋氏が設立した「名越スタジオ(Nagoshi Studio)」が、中国のテック大手ネットイース(NetEase)からの資金提供を5月から停止される可能性が浮上しました。この決定は、スタジオのデビュー作であるアクションアドベンチャーゲーム『Gang of Dragon』の開発に大きな影響を与えるものと見られています。
このニュースは、Bloombergの報道によって明らかになりました。報道によると、名越スタジオの従業員とネットイースの広報担当者がこの事実を確認したとされています。ネットイースが資金提供の打ち切りを決めた背景には、『Gang of Dragon』の完成に4,440万ドル(約67億円)もの巨額な資金が必要であることが判明したためと報じられています。
現在、名越スタジオは新たなスポンサーを探しているものの、これまでのところ成功には至っていないとのことです。報道では、スタジオが自力でプロジェクトを継続することも可能であるものの、その場合はブランドや資産を保持するための関連費用をネットイースに支払う責任が生じるとも伝えられています。
『Gang of Dragon』は、昨年開催された「The Game Awards 2025」でトレーラーが公開され、その存在が広く知られるようになりました。東京を舞台にしたこのアクションアドベンチャーゲームには、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』やマーベル作品『エターナルズ』で知られる韓国人俳優マ・ドンソク氏が出演する予定でした。
ネットイースによるゲームスタジオへの資金提供停止は、今回が初めてではありません。2024年には、同社がOuka Studioを閉鎖した事例も報じられています。今回の名越スタジオへの資金提供停止の動きは、ネットイースの経営判断がゲーム業界に与える影響の大きさを改めて示唆しています。
公式情報:NetEase to Stop Funding Yakuza Creator’s Studio as It Cuts Back on Gaming
『Gang of Dragon』の今後の開発状況や、名越スタジオの動向に、ゲームファンからの注目が集まっています。

