Neumann、プロフェッショナル向けDSP制御サブウーファー「KHシリーズ」5機種を発売
ゼンハイザージャパン株式会社は、Neumannブランドの新たなDSP制御サブウーファー「KHシリーズ」5機種を2026年3月6日より発売しました。これらの新製品は、16Hzまで到達する超低域再生能力と、高度な自動補正機能により、ステレオからイマーシブオーディオまで、あらゆるプロフェッショナルな音響制作環境に比類ない精度とパワー、柔軟性をもたらします。
製品ラインナップと価格
今回発表されたのは、「KH 805 II」「KH 810 II」「KH 870 II」の3モデルと、Audio-over-IP(AoIP)に対応した「KH 810 II AES67」「KH 870 II AES67」の2モデル、合計5機種です。希望小売価格は以下の通りです。
- KH 805 II(ステレオサブウーファー):税込563,200円
- KH 810 II(マルチチャンネルサブウーファー):税込757,900円
- KH 810 II AES67(マルチチャンネルサブウーファーAES67対応):税込834,900円
- KH 870 II(マルチチャンネルデュアルサブウーファー):税込1,126,400円
- KH 870 II AES67(マルチチャンネルデュアルサブウーファーAES67対応):税込1,204,500円
16Hzの超低域再生と高度なDSP制御
新KHシリーズのサブウーファーは、全モデルが16Hzという可聴域をはるかに下回る超低域再生を実現。これにより、単に低音を「聴く」だけでなく、「感じる」レベルでのサウンドモニタリングが可能になります。Neumannのスタジオモニターと組み合わせることで、全周波数帯域にわたるリファレンスサウンドを提供し、音楽制作、編集、ポストプロダクション、ミキシング、マスタリングなど、幅広い用途で正確な音響判断をサポートします。
また、すべてのモデルにNeumann独自の高度なDSPエンジンが搭載されており、別売のMA 1オートマチック・モニター・アライメントシステムを介して、モニタリング環境全体の最適化が可能です。ルームアコースティックの補正や位相整合をシームレスに行い、アナログKHスピーカーを含むシステム全体を理想的な状態に調整します。
各モデルの特長
KH 805 II:ステレオ環境に最適な中型モデル
高い評価を得ている「KH 750 DSP」をベースに開発された「KH 805 II」は、ステレオ環境に最適な中型サブウーファーです。KH 750 DSPの約2倍の出力を持ち、より大きなヘッドルームと力強い低域を実現しつつ、透明性の高い音質を維持します。「KH 120 II」「KH 150」「KH 310」などの中型モニターとの組み合わせに最適です。
KH 810 II:マルチチャンネル・イマーシブオーディオ対応
「KH 805 II」と同じ音響設計を採用しつつ、最大11台のスタジオモニターに対するベースマネジメントと、最大7.1.4chのマルチチャンネル・ベースマネージメント機能を搭載しています。サラウンド制作やイマーシブオーディオの制作環境に理想的で、ステレオ環境からのアップグレードにも対応します。
KH 870 II:大規模スタジオ向けフラッグシップ
「KH 810 II」の約2倍の出力を誇る「KH 870 II」は、シリーズの最上位に位置するフラッグシップDSPサブウーファーです。大規模スタジオに必要な最大級のヘッドルームと精度を提供し、「KH 420」などの大型モニターとの組み合わせにも容易に対応します。
AoIPワークフローに対応するAES67モデル
「KH 810 II AES67」と「KH 870 II AES67」は、「KH 810 II」と「KH 870 II」のAES67対応バージョンです。Audio-over-IP(AoIP)ワークフローにシームレスに統合できるよう設計されており、現代の放送やネットワークオーディオ環境に最適です。12チャンネルのAES67入力をサブウーファー内で直接再生でき、最大11台のスタジオモニターをアナログまたはAES3(BNC)出力で接続可能です。放送規格であるST 2110、ST 2022-7リダンダンシー、RAVENNAに準拠し、DANTEが生成するAES67ストリームにも対応します。

