【騒音問題】Waymoの自動運転車、住民の安眠妨害でサンタモニカ市と法廷闘争へ!

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Waymoの自動運転車、夜間の騒音で住民と対立!サンタモニカ市との法廷闘争が勃発

自動運転技術の最先端を走るWaymoですが、その進歩が思わぬ形で住民との対立を生んでいるようです。アメリカのサンタモニカ市では、Waymoの自動運転車が夜間に充電する際に発生する「電子音」や「ライトの点滅」が原因で、近隣住民の安眠が妨げられているとして、市とWaymoが法廷で争うことになりました。

なぜ法廷闘争に?住民の怒りの声

事の発端は、Waymoがロサンゼルス近郊に設けた自動運転車用の充電施設です。2025年1月に開設されたこの施設では、約50台のWaymo車両が夜間に充電されています。しかし、車両が出入りする際に発せられる電子音や、ヘッドライトなどの点滅が、近隣住民の睡眠を妨げていると、多くの苦情が寄せられたのです。

住民たちは、この状況を改善するために署名活動も行いましたが、サンタモニカ市の当局は当初、騒音に関する管轄権は市ではなく州の機関にあると説明しました。その後、Waymo側は騒音低減や周辺の緑化などの対策を講じると表明しましたが、事態は収拾せず、11月には市がWaymoと充電パートナーであるVolterraに対し、夜間(午後11時から午前6時)の充電停止を命じる「事業停止命令」を発令しました。

これに対し、Waymoは「車両は公衆衛生上の迷惑行為には当たらない」と主張し、サンタモニカ市もWaymoの事業運営上の問題点を指摘する形で、それぞれが訴訟を提起。数回の交渉を経たものの合意には至らず、2026年にもロサンゼルス郡高等裁判所で審理が進められることになったそうです。

Waymo、2025年を振り返る

Waymoにとって2025年は、ロサンゼルスやフェニックス、アトランタなどでのサービス開始、テスラなどの競合とのロボタクシーレースでの優位性確保、そしてカリフォルニア州内での事業拡大承認など、多くの進展があった年でした。ニューヨーク市でのテスト走行も開始しています。

しかし、年の瀬にはサンフランシスコでの大規模停電時にWaymo車両が交通を妨げる事態が発生し、その対応について謝罪声明を出すなど、PR面での課題も浮き彫りになりました。今回のサンタモニカ市との訴訟問題も、自動運転技術の普及における、住民との共存という難しい課題を改めて突きつける形となりそうです。

自動運転技術が私たちの生活をどう変えていくのか、その進歩と同時に、地域社会との調和や、住民の生活の質を守るための取り組みが、今後ますます重要になってきそうですね。

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