Apple株価(AAPL)、iPhone 17の爆発的売上で史上最高値を更新。アナリストは強気姿勢

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Appleの株価(AAPL)が、2025年10月20日の取引で一時約263ドルに達し、史上最高値を更新しました。これまでの最高値は昨年12月に記録した258.10ドルでした。

この株価上昇の背景には、iPhone 17シリーズの力強い販売動向があります。

iPhone 17の売上が株価を牽引

Appleは来週に四半期決算報告を控えており、そこでiPhone 17の公式な販売台数が明らかになる予定です。

しかし、それを前に複数のサードパーティによる調査レポートが、最新のiPhoneラインナップがAppleにとって大きな成功を収めていることを示唆しています。

Counterpoint Researchによる最近のレポートは、その強力な販売を示す最新の兆候の一つです。また、最近中国で発売された「iPhone Air」の滑り出しも非常に好調であると伝えられています。

これらの報告は、投資会社Loop Capitalが本日、AAPLの投資判断を「中立(Hold)」から「買い(Buy)」へ引き上げる決定を下した要因であることは間違いありません。

Loop Capitalのアナリスト、Ananda Baruah氏は月曜日のクライアント向けノートで次のように述べています(米CNBCより)。

「(ウォール街は)AppleのiPhone 17ファミリー製品がある程度のアウトパフォームをすることを織り込み済みだが、我々は2027年暦年までストリート(市場予想)を実質的に上回る余地が残っていると信じている。」

市場全体の動向とAIへの懸念

これらすべてが、Appleの株価が本日急騰している理由を説明しています。

また、米国政府のシャットダウン(政府機関閉鎖)が間もなく終了するとの期待から、株式市場全体も好調な一日となっているようです。

現在、ウォール街の動向を牽M引する大きな要因がAIであることは明らかですが、Appleが(AIを搭載し)アップグレードされたSiriを出荷する能力に対する懸念は、今のところ投資家の本格的な躊躇にはつながっていないようです。好調なiPhoneの販売実績は、そうした懸念を打ち消すほど強力な材料となっています。

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