Unreal Engine 5(UE5)が映像業界にもたらす革命は、もはや無視できない潮流となっています。この度、Epic Games Japan合同会社は、映像制作に特化したUE5の最新活用事例を共有する勉強会「Cinematic Deep Dive’25」を、2025年12月10日(水)に開催することを発表しました。
2021年、2023年とオンラインで大きな反響を呼んだ本イベントが、今年はついに初のオフライン形式で実施されます。国内外から豪華なゲストを迎え、映画・ドラマからライブ、アニメーションまで、多様なジャンルにおけるUE5の最先端ワークフローが明かされる貴重な機会となります。
なぜ今、映像制作でUE5が注目されるのか?
リアルタイムエンジンであるUE5は、従来のレンダリング時間を劇的に短縮するだけでなく、バーチャルプロダクション(ICVFX)や高品質なリアルタイムプレビューを実現し、映像制作のプロセスそのものを変革しています。今回の「Cinematic Deep Dive’25」では、その具体的な活用事例を第一線のプロフェッショナルから直接学ぶことができます。
注目のセッション紹介:豪華ゲストが語るUE5活用事例
当日は、初心者からプロまで幅広い層が楽しめる、刺激的なセッションが目白押しです。
- ライブエンターテインメントの最前線 大人気コンテンツ**『プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 5th』や『ヘブンバーンズレッド』**の3DライブシーンにおけるUE5の活用事例が、株式会社Colorful Palette ENCOREや株式会社グラフィニカの担当者から語られます。キャラクターライブ表現の裏側を知る絶好の機会です。
- 映画・ドラマ制作の革新 NHK大河ドラマのICVFX制作を支えるバージョン管理システムの活用法や、**『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』**でのVFX制作フローなど、大規模プロジェクトにおけるUE5の実践的なノウハウが株式会社デジタル・フロンティアなどから紹介されます。
- グローバルなアニメーション制作 タイのM2 Animationや、フリーランスアニメーターとして活躍する原島朋幸氏が登壇。Unreal Engineをアニメーション制作パイプラインにどう組み込んでいるのか、海外の事例を含めた貴重な知見が共有されます。
さらに、Epic Games Japanからは、レンダリング機能「Movie Render Queues」の進化版である**「Movie Render Graph」**への移行ガイドも解説され、技術的な深い知識も得られます。
イベント開催概要
- 日時: 2025年12月10日(水) 11:00~18:00(10:00開場)
- 開催方式: オフライン
- 会場: 大崎ブライトコアホール(東京都品川区)
- 参加費: 無料
- 定員: 350名(先着順)
- 申込方法: 事前申込制。公式サイトよりお申し込みください。
- 申込期限: 2025年11月25日(火)
初のオフライン開催となる今回は、登壇者や参加者同士のネットワーキングも大きな魅力です。映像制作の未来を担うクリエイターにとって、見逃せない一日となるでしょう。
