富士フイルム「X-T30 III」は26MPセンサーと第5世代プロセッサー搭載の噂

-

https://www.fujirumors.com/a-lovely-combo-fujifilm-x-t30-iii-coming-with-26mp-sensor-and-5th-gen-processor/富士フイルムのカメラファンに朗報です。小型軽量なボディと本格的な撮影性能で絶大な人気を誇る「X-T30」シリーズに、待望の後継機が登場するかもしれません。信頼性の高い情報で知られる海外の噂サイト「Fuji Rumors」が、「 X-T30 III」に関する新たな情報を報じました

その核心は、実績のある2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと、最新の第5世代「X-Processor 5」を組み合わせるというもの。これは、まさに多くのファンが待ち望んでいた”最高の組み合わせ(Lovely Combo)”と言えるかもしれません。

なぜこの組み合わせが「最高」なのか?

今回の噂の最大のポイントは、センサーとプロセッサーの組み合わせにあります。

  • センサー:熟成された2610万画素「X-Trans CMOS 4」 X-T3やX-T4、そして現行のX-T30 IIにも搭載されているこのセンサーは、解像感、高感度耐性、そして富士フイルムならではの美しい色再現性において、非常に高い評価を得ています。最新の4020万画素センサーも魅力的ですが、データ量の扱いやすさや、すでに完成された画質を好むユーザーも少なくありません。この実績あるセンサーを継続採用することで、価格を抑えつつ、安定した高画質を提供することが可能になります。
  • プロセッサー:最新世代の頭脳「X-Processor 5」 一方で、カメラの頭脳となる画像処理エンジンには、X-T5やX-H2などの上位モデルと同じ最新の「X-Processor 5」が搭載されると見られています。これがもたらす恩恵は絶大です。
    • AF性能の大幅な向上: より高速かつ高精度なオートフォーカスはもちろん、AIによる被写体検出AF(人物の顔・瞳、動物、鳥、車、バイクなど)の性能が飛躍的に向上します。
    • 動画性能の強化: 4K/60p撮影への対応や、より長時間の撮影が可能になるなど、動画クリエイターにとっても魅力的なスペックアップが期待できます。
    • 省電力性能の改善: 処理能力が向上しつつも、消費電力が抑えられるため、バッテリーの持ちが改善される可能性があります。

つまり、「X-T30 III」は、定評ある画質はそのままに、カメラとしての基本性能や応答性を最新レベルに引き上げたモデルになる可能性が高いのです。

X-T50との棲み分けはどうなる?

先日発表されたX-T50は、4020万画素センサーやボディ内手ブレ補正、そしてフィルムシミュレーションダイヤルを搭載した意欲的なモデルです。一方で、価格帯は従来のX-T30シリーズよりも一段上のクラスになりました。

今回噂されているX-T30 IIIは、ボディ内手ブレ補正を搭載しないなど、一部の機能をシンプルにすることで、X-T50よりも手頃な価格帯を維持し、従来のX-T30シリーズの「小型・軽量・高コスパ」というポジションを継承するモデルになると考えられます。

これから富士フイルムのカメラを始めるエントリーユーザーから、すでに上位機種を持つベテランのサブ機まで、幅広い層にとって魅力的な選択肢となりそうです。

発表はいつ?今後の情報に期待

Fuji Rumorsによると、このX-T30 IIIは間もなく発表される可能性があるとのこと。まだ噂の段階ではありますが、多くのカメラファンにとって、非常にエキサイティングなニュースであることは間違いありません。

熟成されたセンサーと最新のプロセッサーが生み出す新たなカメラの登場に、期待して続報を待ちましょう。

カテゴリー

Related Stories