Gboardチームが2025年に提案する、DIYキーボード「Gboard ダイヤルバージョン」とは?※設計図あり

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GoogleのGboardチームは、常に新しい文字入力のあり方を模索しています。これまでに、手書き入力機能やユニークな入力端末を提案してきましたが、本日、彼らはまた一つ、革新的なDIYキーボード「Gboard ダイヤルバージョン」を発表しました

この新しいキーボードは、従来のキーボードに足りなかった「回転」という動作に着目したものです。文字を入力する際の「打つ」「押す」「叩く」といった動きを見直し、ダイヤルを回すという直感的な操作で文字入力を可能にしました。

Gboard ダイヤルバージョンの特徴

1. 回転による新しい文字入力

「Gboard ダイヤルバージョン」の最大の特徴は、文字入力にダイヤル操作を取り入れた点です。これにより、これまでになかった新鮮で直感的な入力体験を提供します。歴史あるダイヤル式の確かな手応えも、このキーボードの魅力の一つです。

2. Gboardの便利機能にも対応

この新しいDIYキーボードは、Gboardが誇る優れた変換性能や、お気に入りの写真を背景にできるテーマ機能、音声入力、翻訳機能といった便利な機能をそのまま利用できます。

3. 誰でも作れるDIYキーボード

Gboard ダイヤルバージョンは、あくまでも「DIY(自分で作る)」キーボードとして提案されています。Googleは、誰もがこのユニークなキーボードを実際に作れるように、今後詳細なガイドや部品リストを公開する予定です。

なぜ回転なのか? Gboardチームの狙い

Gboardチームは、常にユーザーの文字入力環境をより豊かにすることを目指しています。今回の「回転」というアイデアは、単なる目新しさだけでなく、文字入力の可能性を広げるものです。

私たちは、スマートフォンのフリック入力やパソコンのキーボード入力に慣れていますが、Gboardチームは、それ以外の新しい入力方法が、特定のシーンやユーザーにとって、より快適な体験をもたらす可能性があると考えています。

今回の「Gboard ダイヤルバージョン」は、その一つの形であり、文字入力の未来を考える上で重要な一歩となるでしょう。


発売予定は残念ながら無いようですが、DIYできる設計図をオープンソースとしてGithubに公開しています。
もし興味のある方はDIYしてみてはいかがでしょうか。

https://github.com/google/mozc-devices/tree/main/mozc-dial

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