GoPro、新製品3モデルを発表—8K対応360度カメラ「MAX2」、小型4K「LIT HERO」、AIジンバルが登場

-

アクションカメラ市場をリードするGoProは、製品ラインナップを大幅に拡充する3つの新製品、「GoPro MAX2」、「GoPro LIT HERO」、そして「GoPro Fluid Pro AIジンバル」を正式に発表しました。今回の発表は、プロフェッショナルなクリエイターから日常のVloggerまで、あらゆるユーザー層に向けた革新的なソリューションを提供するものです。

GoPro MAX2:真の8K 360度撮影を実現するフラッグシップモデル

360度カメラの新たな基準を打ち立てる「MAX2」は、GoPro史上初となる8K 30fpsでの360度ビデオ撮影に対応します。これにより、圧倒的な解像感とディテールを誇る没入型コンテンツの制作が可能になります。

主な特徴は以下の通りです。

  • 8K 30fps / 5.6K 60fpsビデオ: プログレードの滑らかで高精細な映像記録。
  • 6マイク搭載サラウンドサウンド: GoPro史上最高音質を謳う、臨場感あふれるオーディオ収録性能。
  • 交換可能なレンズ: ツール不要で交換できるレンズ設計により、メンテナンス性と耐久性が向上。
  • 堅牢性と防水性: 水深5mまでの防水性能を備え、過酷な環境下での撮影にも対応します。
  • 高ビットレート: 最大300Mbpsでの記録に対応し、ポストプロダクションでの柔軟性を確保。

MAX2は、従来の360度カメラの限界を超え、VRコンテンツやリフレーム編集を多用するクリエイターにとって究極のツールとなります。

GoPro LIT HERO:内蔵ライトを備えた超小型4Kカメラ

「LIT HERO」は、手軽さと高性能を両立させた、全く新しいコンセプトのアクションカメラです。重量わずか93gのコンパクトなボディに、本格的な4K撮影機能とLEDライトを内蔵しています。

  • 最大4K 60fpsビデオ: コンパクトながら高画質な映像を記録。
  • 内蔵LEDライト: 夜間や暗所での撮影をサポートし、Vlogなどでの顔映りを向上させます。
  • 軽量・コンパクト設計: どこへでも気軽に持ち運べ、ハンズフリー撮影にも最適です。
  • 水深5m防水: アクセサリーなしで水中での撮影が可能です。

LIT HEROは、日常の瞬間を手軽に、かつ美しく記録したいユーザーにとって最適な一台です。

GoPro Fluid Pro AIジンバル:AIが被写体を自動追跡

「Fluid Pro AIジンバル」は、GoProカメラ、スマートフォン、その他のコンパクトカメラに対応する高性能スタビライザーです。最大の特徴は、AIによる被写体自動追跡機能です。

  • AI被写体追跡: 人物や物体をインテリジェントに認識し、フレーム内に収め続けます。
  • 幅広い互換性: GoProはもちろん、スマートフォンなど最大約400gまでのデバイスに対応。
  • 内蔵ライトと長時間バッテリー: 暗所撮影を補助するライトを搭載し、最大18時間のバッテリー寿命で長時間の撮影をサポートします。

Fluid Pro AIジンバルは、一人で撮影を行うクリエイターや、常に安定したプロ品質の映像を求めるユーザーにとって強力な味方となります。


GoProが一気に3商品を発表しましたが、GoPro Max 2のセンサーが相変わらずの1/2.3インチというのが非常に気になります。
対抗機種であるInsta360 X5は1/1.28インチの大型センサーなので、この差は大きいように思います。

Insta360やDJIが次々にアクションカメラ・ウェアラブルカメラを発表する中ですっかり影が薄くなってしまったGoProですが、果たして覇権を取り返すことはできるのでしょうか。

カテゴリー

Related Stories