株式会社NTTドコモは、2025年9月19日(金)から20日(土)にかけて発生した、eSIMの開通手続きがしづらくなったシステム障害について、公式サイトで正式に謝罪しました。
原因はeSIM開通に関連する設備の故障であり、現在はすでに復旧していることを発表しています。
NTTドコモによると、障害が発生したのは2025年9月19日(金)午後4時30分から翌20日(土)午前9時36分までの約17時間です。
この間、eSIMの新規発行や再発行などの手続きが完了しづらい状況が発生しました。
今回のシステム障害の原因は、eSIM開通に関連する設備の故障と発表されています。
この影響で、新規契約や機種変更の際にeSIMを選択した一部のユーザーが、手続きを正常に完了できない事態となりました。
ドコモは公式サイト上で、「お客さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
現在はシステムが復旧しており、eSIMの開通手続きは正常に行える状態です。
また、該当の方には特に手続きなど必要なく、事務手数料などの返金が行われるそうです。
今回の障害は、以前の記事でも懸念していたとおり、eSIM専用であるiPhone 17シリーズの発売とともに発生しました。
週末にかけて携帯電話の契約を予定していたユーザーにとっては、影響の大きいトラブルとなった可能性があります。
今回の障害はiPhone 17シリーズがeSIM専用になったことを考えれば十分に予測できた事態かと思いますので、NTTドコモには、今後の安定したサービス提供と再発防止策が求められます。

